2012年07月15日

原発反対デモ

初めてデモというものに参加した。


岩出市にある大宮神社から出発して、24号線通っての、約1時間ほどの道のり。
自己満足かもしれないけれど、それが、結果的に、訴えていることを達成出来たなら、嬉しい。

反対だけを言うのは、本意ではない。

少なくとも、道々には、耳障りだと思っている人も住んでいるかもしれない。
原則車道を通らなければいけないので、車からは危ないだろうし、警察官がずっとついてきてくれて、税金も使う。

それでも、今はこの方法が良いのかもしれないと思う。

先陣が切ってくれたレールに乗っただけの苦労無しだけど。

和歌山には、梅で有名なみなべ町で、昔、原発誘致の話があり、それに反対して、阻止してこれた歴史がある。

自然豊かな土地を残して頂いた、当時の勇敢な人たちの苦労と努力に感謝したい。

それと同じ気持ちを、今、自分がしていることで、結果、未来で生きていく今の子供が思ってくれたなら、尚、いいなと思う。








  


Posted by ソボリ at 02:57Comments(0)自然環境・エコ

2012年04月25日

ネオニコチノイド系の農薬

今日ベランダに出たら、ニホンミツバチが床にとまっていた。
めずらしーと思って近づいても飛ばない。
草ですくってソラマメの花の方へ持っていった。
でもふわっと、かるく飛んでまた床に。元気がない。。

それから、ベランダ菜園の仕事の調べに没頭していて忘れていたのだけど、
しばらくしてババババーっとトラクターの音。
近所の畑で消毒が始まった。

あ、これか。。と思った。
ミツバチの大量死、ネオニコチノイド系の農薬、城所さん(和歌山が誇るチェーンソーアートの世界チャンピオン)の話が一瞬でつながった。

急いで洗濯物を取り込んだけど、確かに臭いがない。よけい恐い。

ネオニコチノイド系の農薬は、臭いがないので使い易く、しかも少しで効くらしい。
散布回数を少なくできるので、低農薬とも書けるそうです。

日本とドイツで20年前に開発されたその農薬は、昆虫の神経系をおかしくさせて駆除する農薬らしい。
ミツバチの大量死の原因の可能性が疑われ、ヨーロッパ各国で使用禁止になったのに、何故か日本では野放し状態。

完全水溶性で、植物の細胞に溶け込み、その作物を食べることで、人の神経にも障るのではと危惧している書物も。

そういえば、最近多い、老人の神経系の難病、パーキンソン症候群には関係しないのだろうか。
うちの父も、うちに来て頂いているケアマネージャーのお父様もそうです。
とても多いそうです。
弱い人々に作用していないだろうか。。
食べ物を、化学毒を、安易に考えていないだろうか。。

住宅地で農業することの多い狭い日本、くさいと苦情の元になり、においがないのは使い易いのかもしれないけれど、使う側も売る側も一番大切なものをお金の論理で見ないようにしてはいないだろうか。

商品名は、モスピラン、ダントツ、アドマイヤなど。






  


Posted by ソボリ at 17:29Comments(0)自然環境・エコ

2012年04月16日

産廃の勉強会

19時から、あわたまで滝畑の産廃の勉強会がありました。
私はゴミのリサイクルの調査結果を報告。
が、先に自分の感想から言ってしまい、うまく伝えられませんでした〜

流れでリノベーション和歌山に繋げようと思ってましたが、
またの機会にすることにしました〜まだその段階ではないのかもしれない。

もっと色々勉強しないとicon10  


Posted by ソボリ at 19:00Comments(0)自然環境・エコ

2012年03月13日

原発ゼロ集会

3月11日、和歌山城西の丸庭園で『原発ゼロ県民集会」があり、行ってきました。
2500人の人。デモ行進もあり。


和歌山は土地があるので、昔から原発や処理場建設のターゲットにされ、その度に、何度も拒否してきた経緯があるそうです。
その影には、果敢に反対運動をしてきてくれた人の姿が想像されます。


原発が最悪なのは、廃棄物が人の叡智をもってしても処理しきれないこと。
知らなかったとはいえ、あまりのリスク。

電力会社の構造も酷いもんです。
昨日どなたかが言ってましたが、原発でなくても電気さえあれば問題ないんやからと。
他の方法に知恵を結集する方がいいと思います。

ゴミ。。江戸時代にはゴミという言葉もなかったそうです。
徹底した循環「もったいない」という言葉を生み出した日本人の源泉になった時代なのかもしれません。

今、和歌山市と岩出市の境目辺り、山口地区というところの、自然豊かな山あいに、日本一という規模の安定5品目産業廃棄物最終処分場が建設されようとしています。

あわたまの泉ちゃん、ノブさんが大弾幕を作ってくれ、産廃いらないメッセージを書いてと呼びかけてくれました。署名活動も行いました。
このご夫婦、ひたむきでまっすぐな目をした人達。


今年1月11日にご入籍されたのですが、なんと私の誕生日ではありませんかik_40
ご縁に感謝ik_48

たくさんの方がメッセージを書いて下さいました。


田辺のフェアトレードショップぴーすのみなちゃんとケンジさんも一緒に。
みんな自然をこれ以上壊したくないと言っています。



山口地区の産廃に関わる業者は経験がなく、環境汚染が大変心配される事態になっているそうです。
砂岩の土地、活断層の上、何より重大なのは、住民の取水口の上というところが極めて適さない土地と、多くの大学教授、専門家から指摘を受けています。

関東などでは意識が高く、取り決めで、取水口の上には作らないと条例で決めている自治体も多いそうです。説明をしてくれた方は、この条例が和歌山でも選択されてくれればいいのだが。。と仰っていました。

この勉強会をこないだからしていて思ったのですが、その地区の年配の方々だけでなく、将来を担う若い人達にこそこの問題をシェアする必要があると、翌12日、米市農園で勉強会が行われました。


知ることがまず大事。知らない間に勝手にされない為に、知る努力をほんの少しだけすることでも、未来は変えられると思います。


産業廃棄物処理場は、消費している限りどこかの土地で必要となります。
ものを消費する私達自身が、どういうものを選んで買うか!でゴミの量は決まります。
ちゃんと循環のことまで考えて、ものを作ってくれるメーカーのものを選ぶ目を持ちたいと思います。









  


Posted by ソボリ at 10:24Comments(0)自然環境・エコ

2012年03月08日

熊野古道と間伐体験

おさそい頂き、3月3、4日で熊野に行ってきました。
今回は、まだ行ったことのなかった熊野古道歩きと、間伐体験のセットということで、即決めました。

和歌山駅からバスに揺られ3時間。
だんだん深くなる山々。
圧倒的な大自然の中、まだ台風の爪跡が残るなか、ところどころ見える川の美しい色に目をみはりましたicon12
もし、住宅や工場がなかったら、日本全国こういう色の川だったのかなあと思うと、少し悲しくもなりましたが、目に焼き付けておこうと思いました。

和歌山の一番のディープ地帯。熊野、初めての古道歩き。


紀伊半島の南部は、古くから「熊野」とよばれ、清らかな所として多くの人々に敬われてきたそうです。
1000年位前になると神や仏のいる理想の世界と考えられ、修行僧だけでなく天皇を退いた上皇や貴族も大勢お参りするようになり、600年位前からは地方の武士や庶民にも広まり、多くの人々が熊野へ列をなす様は、「蟻の熊野詣」とまでいわれたそうです。



熊野参詣道(古道)とは、全国から多くの人々が熊野三山(本宮・新宮・那智)にお参りした道のこと。
京都を出発した人達は淀川を船で下り、摂津国(大阪)から紀伊国(和歌山)に入りました。
そこから、田辺まで海岸線を南下し、田辺から本宮に山の中を行く道を「中辺路」。
田辺から串本をまわる道を「大辺路」。高野山から南下する道を「小辺路」というそうです。


今回は、中辺路の途中にある、小口自然の家からバスで林道交差まで連れて行って頂き、
絶景の百聞ぐらを満喫して




その後、また林道交差まで歩いて戻り、小雲取越の道を小口自然の家へ向かい、約10km、4時間ほど歩きました。

着いたら足が。。膝が。。
お風呂につかり、冷えた身体を温めました〜

夜は、明日の間伐の勉強会。
熱心な森林協会の自治会長さんに林業の大切さを教えて頂きました。



次の日は、あいにくの雨。
山に入れないかと思っていましたが、小雨になったので、チェーンソーでの間伐の実体験をさせて頂くことができました。長くは出来ませんでしたが、山に入ることが出来て良かったです。

木と木の間に光を入れることは、森の循環のためには欠かせない作業。
計画的に順番に切っていくことで、木を太らせ、どの木を残すか選定できる目を養うことが大切だそうです。

とてもためになる2日間でした。
今後、長く続く予感のする出会いもいただきました。
いずみちゃん、引率してくれた方々、熊野川町の皆様、ありがとうございましたicon12









  


Posted by ソボリ at 00:48Comments(0)自然環境・エコ

2012年02月19日

奈良大和高原の会

17日、奈良の大和高原の会にお邪魔してきましたー
去年、皮むきした場所の視察と定例会議に参加させて頂き、とてもとても勉強になりました!
また、居心地よいようお気使い頂き感謝感激でした!

お昼ごはん持ち寄りで、どこかの小料理屋かと思う程のお料理が並んでいました。
素敵すぎます!ごちそうさまでした。器もきれい!


樹高などの記録のため目測用の木を運んでいます。


皮を剥いた木とそうでない木


ここの木は元田んぼのところに植えられていたため、根が浅く、強風で倒れているものもface08


山の視察から帰ってコタツに入り、冷えた身体に暖かいコーヒーicon06
こういう楽しみが、続けるコツのひとつだと思いました。


つりちゃんの実物紙芝居も見せて頂き、


温かな会の雰囲気かつ、適度な緊張感に、大いに刺激を受けました。
皆さんの自主的な行動、活発な意見交換。
こういう雰囲気を保っていくのは、なかなか大変なことだと思います。
だけどもう発足4年ほど続けられていて、今年はよりジャンプアップされるようです。

和歌山も山だらけ。。
だけど原生林が残っているのはほんの少し。
人工林が大半なのに、手も入らず山の保水力が悪く、洪水の引き金をつくっています。

私はこの冬から、養蜂講座で、岩出のげんきの森にお世話になっていますが、平野の水の源になる山、森の現状を放っておけないような気がしています。
人が世話をする前提で植えた人工林。無責任の連鎖のひとつだと思います。

去年、モモのリーフレットを見て衝撃を受けた、女性や子供でもできる皮むき間伐。
このハードルの低さがいい!
今年から関わっていきます!










  


Posted by ソボリ at 22:22Comments(0)自然環境・エコ

2012年02月12日

水耕栽培ボックスと木炭自動車

6日、Tさんにご紹介頂き、某工業高校の実験室へ

生徒さんたちにギネス挑戦させたり、木炭自動車作ったり、面白いことばかりしていると噂の
Y先生に水耕栽培家庭用の試作品のボックスを見せてもらいにいきました。
水耕栽培の野菜はヒョロヒョロしていていかにも栄養が少なそうに思っていたのですが、路地栽培ものよりはるかに栄養価高いらしい。
その先生は、一家に1台、少なくとも、施設に1台、家の中で野菜が作れる環境を整え、実際、子供や大人も自分で育てた野菜を食べるのが望ましいと仰っていました。
路地でつくるよりも手軽で、天候に左右されず、インテリアにもよいと思いました。
今はまだまだ価格が高いそうです。

それから、その先生は木炭で走る木製の自動車も作成されていて、公道も走れるんだそうです!
すごー。。木製がかわいい。。
とてもお忙しい先生なので、今回は水耕栽培の見学だけさせて頂きましたが、これはこれで、また、詳しくお聞きしたいところです。。






  


Posted by ソボリ at 21:54Comments(0)自然環境・エコ